秋田ということと雪という存在と。

- 秋田を視て言葉にする

見てください!この雪捨て場。
この季節になると各場所で生まれる風物詩。
でもあまり美しくない。。

ここにも。

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA

あ、ここにも。

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA

たくさんあります(笑)。
ここ秋田にはかまくらというものがありますがこれはそれではないです。。

今年秋田はかなりの雪の量でした。
特に除雪なんかに関しては、内陸部と違ってそんなにたくさん降ることがないので、うまく除雪ができていないことにブーイングが起こっておりました。内陸部出身者曰く、その除雪のうまさは全然違うとか。
そんな話題が今年の冬にはよく聞かれました。

このたくさんの雪から思うこと。
まず、建築に関しては雪を防ぐ雪から守るアイデアは普通にたくさんありますが、
建築として雪をいかに味方にするかというアイデアは少ない。

はたして今どのようなアイデアが実現しているのだろう。
どんなアイデアがあったらいいのだろう。
そんな大人の雪遊びを調べたり考えたりしてみました。

昔からの利用法を調べてみると、冷蔵庫がなかった時代には雪を洞窟の中に蓄えてむしろをかけて保存したそうです。雪室(ゆきむろ)というそうです。
農作物が取れない冬、これで野菜を保存していたそうです。雪で作った部屋は、雪が断熱材のような効果を発揮し、摂氏0度・湿度100%が維持できるそうです。これによって野菜を貯蔵するのに最適な環境となり、このような条件で低温保存した野菜は、取りたてより美味しくなるそうです。
なるほど!昔からの知恵ですねえ。

そして今、最近は、建物の下に貯め込み保存し、夏の冷房にも使い始めました。
そこでこの貯蔵方法を夏でもするために、大量に積もる「雪」を夏に利用しよう発想したのです。夏場に低温を維持するには当然電気が必要でしたが、電気の代わりに雪をエネルギーとして代用しようということ。雪の冷たさを利用して、夏場の冷房に活用するのです。冷房のために消費していた電気が削減でき、まさに「エネルギー」としての活用ですねえ。

あと私個人としては、雪の重さを積もる雪自身が構造的にカバーしてくれるようなシステムができたらいいなあ。
積もった雪自体が筒状にたまって、柱などの構造体になることで、建物自体がきちっと丈夫に補強される。
そういうものができたら、古い木造家屋に採用して、雪の重さで建物がつぶれてしまう。なんてことが防げるんだけどなあ。とか

あと、雪がまぶしいくらいに白く反射するのを何かに活用することができないかなあ。

とか、いろいろ想いを募らせました。

秋田で生きていくうえで、常に考えなくてはいけない雪との関係。
それが常に進化し、前向きに向き合うかたちを建築の視点からも考えたいですね!!

 

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